System 0x34


PM領域消去


【機能】

 パーマネントデータメモリ(不揮発性のメモリ)の指定された1セクタのデータを消去します。

【関数】

 int PmErase( int sa )
 {
   return trapa_svc( 0x34, pid, sa );
 }

【入力】

 sa セクタアドレス 0x0e0000 または 0x0f0000

【出力】

 リターンコード OK 正常終了
ERR_PARAM パラメータエラー

【解説】

 パーマネントデータメモリ(フラッシュメモリ)領域は、64キロバイトを単位としたセクタとして管理されています。本装置はパーマネントデータメモリを2セクタ分実装しています。
 本ファンクションでは、指定されたアドレスから1セクタ(64キロバイト)分のエリアのデータを全て消去します。

 セクタアドレスが範囲外の場合、パラメータエラーを返します。

【関連項目】

 PM領域書込 PM領域読込

【注意】

 本ファンクション実行中は、RS-232Cの受信オーバランが発生する可能性があるため、RS-232Cをクローズしてから実行することを推奨します。また、本ファンクション実行中に電源OFF(またはリセット)を行なうと、メモリの内容が破壊される場合があります。