System 0x36
PM領域読込み
【機能】
パーマネントデータメモリ(不揮発性のメモリ)領域のデータを読込みます。
【関数】
int PmRead( int sa,short *data, int size )
|
{
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return trapa_svc( 0x36, pid, sa, data, size );
|
}
|
【入力】
sa
| 読込み開始アドレス
| 0x0e0000〜0x0ffffe(偶数番地を指定)
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data
| 読込みデータ
| 読込みデータを格納する領域の先頭アドレス (偶数番地を指定)
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size
| 読込みデータサイズ
| 読込みデータのワード数(16ビット単位)
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【出力】
リターンコード
| OK
| 正常終了
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| ERR_PARAM
| パラメータエラー
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【解説】
パーマネントデータメモリ(フラッシュメモリ)領域は、64キロバイトを単位としたセクタとして管理されています。本装置はパーマネントデータメモリを2セクタ分実装しています。
本ファンクションは、パーマネントデータメモリ内の指定されたアドレスからデータを読込み、指定された格納領域に格納します。
読込みはワード(16ビット)単位で行なわれます。
読込み開始アドレスが範囲外の場合、また読込み領域がセクタ範囲を超える場合(読込みアドレス+読込みデータのワード数)は、パラメータエラーを返します。
第1セクタのセクタ範囲は0x0e0000〜0x0effff、第2セクタのセクタ範囲は0x0f0000〜0x0fffffです。
また、読込み開始アドレス、格納アドレスが2バイト境界にない場合、格納アドレスがNULLの場合、読込みデータのワード数が0の場合、パラメータエラーを返します。
【関連項目】
PM領域消去 PM領域書込