System 0x30


プログラム実行


【機能】

 プログラムを実行します。

【関数】

 int Exec( char *prg )
 {
   return trapa_svc( 0x30, pid, prg );
 }

【入力】

 prg 起動するプログラム名 プログラム名を格納した領域の先頭アドレス

+0
+1
--
--
prg+00
起動するプログラム名(13バイト)

【出力】

 リターンコード 1以上 起動したプログラム名のプロセスID
ERR_PARAM パラメータエラー
ERR_MEMOVER メモリ不足のため起動できない
ERR_PGRNOTFOUND プログラムが見つからない
ERR_RUNNING すでに起動されている

【解説】

 ユーザプログラムエリアに格納されているプログラムまたは、システムプロセスのプログラムを起動し、プロセス制御の切り替えを行います。本ファンクションからは、本ファンクション発行元プロセスに制御が戻った場合にリターンします。

 起動プログラム名の先頭アドレスがNULLの場合、パラメータエラーを返します。

 システムプロセスとそのプログラム名は次の通りです。

システムプロセス

プログラム名
FTPサーバプロセス

FtpSv
ソケットクライアントプロセス

SockCl
ソケットサーバプロセス

SockSv
ソケットサーバプロセス

SockSv
TELNETプロセス

TelnetSv
RS-232Cスループロセス

Serial
SNMPエージェントプロセス

Snmp

 なおシステムプロセスにつきましては「 プロセスリファレンス プロセスリファレンス 」を参照して下さい。

【関連項目】

 プログラム停止 プロセスID検索