Rs-232c-1 0x40


RSオープン


【機能】

 シリアルポートをオープンします。

【関数】

 int RsOpen( int *rsprm )
 {
   return trapa_svc( 0x40, pid, rsprm );
 }

【入力】

 rsprm 通信パラメータ 通信パラメータを格納した領域の先頭アドレス

+0
+1
+2
+3
rsprm+00
回線速度
rsprm+04
データ長
パリティ
ストップビット
フロー制御

【出力】

 リターンコード OK 正常終了
ERR_PARAM パラメータエラー
ERR_RSOPENED オープン済
+0
+1
+2
+3
rsprm+00
回線速度
rsprm+04
データ長
パリティ
ストップビット
フロー制御

【解説】

 指定された通信パラメータでシリアルをオープンし、RTSおよびDTRをONにします。
 既に、オープンされている場合は、オープン済みとなり、現在の通信パラメータを返します。

 通信パラメータは以下の範囲のみ有効で、範囲外の項目がある場合はパラメータエラーを返します。

パラメータ

設定可能範囲
回線速度
110,300,1200,2400,4800,9600,19200,38400,
57600,115200,230400,460800,614400,921600,1843200
データ長
7 または 8
パリティ
'N'(なし) 'E'(偶数) 'O'(奇数) *本パラメータのみASCII-CODEで指定
ストップビット
1 または 2
フロー制御
0(なし) 1(RTS/CTS) 2(XON/XOFF)

 正常にオープンされた場合、およびパラメータエラーの場合、通信パラメータ格納領域の内容は変更されません。

 制御線を変化させたくない場合は、「RSオープンX」ファンクションを使用して下さい。

【関連項目】

 RSオープンX