System 0x3e


ユーザパラメータ設定


【機能】

 ユーザパラメータをシステム内に設定します。

【関数】

 int SetUsrPrm( short *prm, int no, int size )
 {
   return trapa_svc( 0x3e, pid, prm, no, size );
 }

【入力】

 prm パラメータ ユーザパラメータを格納する領域の先頭アドレス
 no 識別番号 ユーザパラメータの識別番号
0〜255
 size サイズ 設定バイト数
0〜255

【出力】

 リターンコード OK 正常終了
ERR_PARAM パラメータエラー
ERR_FLSHWRT フラッシュ書込みエラー

【解説】

 指定された識別番号でユーザプログラム固有のパラメータデータを本装置のフラッシュメモリに格納します。格納するデータのフォーマットは、使用するユーザプログラムに依存します。
 ユーザプログラムからデータを読み出す場合は、「ユーザパラメータ取得」ファンクションを使用します。
 また、本装置の設定モードで、FTPによりユーザパラメータの取得・変更が可能です。この場合、ファイル名は「USERxxx.CFG」となります。xxxはユーザパラメータ識別番号で、000〜255のいずれかを指定します。ユーザパラメータのサイズは256バイトまでです。

 設定するユーザパラメータ格納領域の先頭アドレスがNULLまたは2バイト境界にない場合、パラメータエラーを返します。

 識別番号、ユーザパラメータのサイズが範囲外の場合、パラメータエラーを返します。

【関連項目】

 ユーザパラメータ取得

【注意】

 本ファンクション実行中は、シリアルの受信オーバランが発生する可能性があるため、シリアルをクローズしてから実行することを推奨します。また、本ファンクション実行中に電源OFF(またはリセット)を行なうと、メモリの内容が破壊される場合があります。